季節もようやく冬らしくなってきて、昼と夜の寒暖差に苦しんでいる職員Kです。
多種多様なご意見があると思いますが、今からの話は、私の個人的な意見なのでお許しください。
先日、2~3ヶ月ぶりに散髪屋さんで髪の毛を切ってもらいました。
いつものように予約時間少し前に到着し、名前を呼ばれるのを待っているときに、一人の会社員風の中年男性(普通のスーツにコート姿)がお店に入ってこられました。
そしていきなり、そこにいた女性スタッフを手招きして呼びました。
何となく不穏な空気が流れています。
何事かを女性スタッフの耳元でボソボソと話されていたのですが、いきなり大きな声で「髪の毛、切りすぎ!」の声が響きました。店内にいた人全員がそちらを注目しています。
私の担当は男性店長さんだったので、慌ててその人の対応に入るため、「ちょっとお待ちください」と私は足止めされました。
雑誌を読んで待ちながら耳をそばだててその男性の話を聞いていると、2,3日前に髪を切りに来たのだが、担当した人が髪の毛を切り過ぎたことが気に入らないというクレームでした。
その話を聞いていて正直「え?」と私は思いました。髪の毛を切って2,3日経ってから、「髪の毛を短く切りすぎだ!」というのは、あまりにも理不尽のような気がしました。(あくまで私の考えです)
髪の毛を切りにいってイメージどおりにいかないこともあるかと思います。しかし、大抵は髪の毛を切っている途中や終わりに、美容師さんや理容師さんが聞いてきてくれるので、その時にいろいろと注文をつけることができると思うのですが・・・
髪の毛も2,3日経てば少しは伸びます。それを、2,3日経過して「切りすぎだ」と文句を言われても散髪屋さんは現実的にどうすることもできないので、ちょっと無理がある気がしてしまいました。
言い合いを聞いているうちに、別の理容師さんがきて対応してくれたので、私はその場を離れてしまい、結末がどうなったかはわかりません。少なくとも髪の毛を元に戻すことなどできないので、あとは時間が経つのを待つだけしかないと思います。
暫くして担当の理容師さんが酷く疲れた様子で戻ってきて「ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした」と髪を切り始めてくれたので、「色々な人がいて大変ですね」と声をかけました。
「そうなんですよ・・・」と彼の元気も吸い取られたようで少し可哀想でした。
私のところもそうですが、「利用者様とのコミュニケーションは非常に大切だな」とつくづく思った散髪屋さんでの出来事でした。