都筑区の放課後等デイサービス FORTUNA    <小学校における支援体制について⑤>

こんにちは。都筑区の放課後等デイサービス FORTUNAです。

 

以下は、<小学校における支援体制について①>に書いた学習支援員の方の別の言葉です。

学校に学習支援員がいると聞くと、多くの保護者はほっとすることがあるかもしれません。困ったときに声を掛けてくれる人がいる。つまずいたときに支えてくれる人がいる。学校生活を見守ってくれる人がいる。特に発達特性のある子どもを育てている家庭なら、なおのことそう思うかもしれません。ただ一方で、学習支援員に対する不満の声もよく聞かれます。

「子どもが立ち歩いていたのに、誰も止めてくれなかった」「友だちとのトラブルを目の前で見ていたのに、何もしてくれなかった」、学習支援員がいるのに、なぜ動いてくれないのだろう。

こんな場面に出くわしたときには、戸惑いを感じてしまうでしょう>(筆者原文ママ)

この理由は、④まででお話ししました。

この方は、実際に学習支援員として働いた経験をお持ちで、その「役割の壁」に現場で戸惑ったり、「学習指導員がいても変わらない」というもどかしさを感じたこともあるそうです。

 

まず、この学習支援員の方の以下の別の発信をもとに、学習支援員のあり方とは何なのかを考えてみましょう。

<みんなと同じを目指さない>

わが子が困っていると「もっと落ち着いて座っていてほしい」「みんなと同じペースで学んでほしい」その気持ちは、子どもの将来を真剣に考えているからこそでしょう。

ただ発達特性のある子どもを「普通に近づけよう」とすることが繰り返されると、その子らしさ本来の力が見えづらくなる。また、その思いが強くなりすぎると、かえってその子の可能性を見失ってしまうことがあります。

「苦手なことを無理に続けさせるより、その子に合った方法で得意なことや好きなことを伸ばしていく。そのための場として、特別支援学級や通級指導教室があるのです」(原文ママ)

と言っています。また「発達特性のある子どもがいると学校が大変になる」ことはないと言い切っています。

その他にも

「多様な子どもたちがいることで、周りの子どもたちが多様な価値観や人との関わり方を学ぶ機会になる」

インクルーシブ教育においても本当に大切なのは、一方的に「分ける」でも、何の支援もなく「全員を同じ環境に当てはめる」でもなく、合理的配慮をしながらその子にあった学び方を考えることであり、「その子の実態を見ることが、すべての出発点なのです」

とも言っています。

以前に教育現場にいて、今は困りごとのある子どもたちがいる現場にいる者としては、この話は国や役所が話していることと何ら変わりがなく、理想としては素晴らしいが、現場をみている者からすると綺麗事に過ぎないと感じてしまうのです。

 

そしてこの人の言葉を信じる人が多くなればなるほど、困りごとがある子どもに新たな困りごとが増えていくと考えています。それに伴い、保護者の負担も大きくなるでしょう。

 

 

<続く>

 

放課後等デイサービス FORTUNA