こんにちは。都筑区の放課後等デイサービス FORTUNAです。
12月に入り、暖かい日が続いていたのですが、ここ2、3日で急に寒くなり、北日本では雪が積もっている様子がニュースで流れていました。
また、今年、東北地方ではクマ被害も多く見られていたのですが、雪が積もっている中、クマが歩いている様子をみて、「クマは冬に冬眠するのではないの?」とニュースを見て驚きました。
当たり前ですが「冬は寒い」ものです。新しい型のインフルエンザも流行していますので、手洗い、うがいをしっかりと行い、食事と睡眠を十分に取って、体調管理に気をつけてください。
さて、本日は少し寒かったですが、グランドでの運動プログラム療育でした。最初は上着を着て参加していた子どもたちも最後は上着がいらないほど汗をかいていました。
今日のテーマは、様々な道具を使ってコーディネーション能力におけるバランス力、リズム力やSAQのダッシュやジャンプなどの瞬発力、敏捷性などの能力向上プログラムでした。
走ったり、ジャンプすることで重心は移動します。そのことでバランスが崩れます。これは片足立ちでも同じで、重心の位置が変わることでバランスを崩すのです。そのために体幹の力やバランス力が養わなければ、将来的に運動能力全てに影響が出てきます。
困りごとがある子どもの中には発達性協調運動障害(DCD)の子どもも多く見られます。
DCDの子どもがいきなり「鬼ごっこ」をやっても、楽しいことは楽しいのですが、「逃げる」、「追いかけること」が上手くできずに、結局、継続できなくて、すぐに飽きてしまうという光景がよく見られます。
これらの基礎的な運動能力が低いと子どもたちが大好きな「鬼ごっこ」をやるのも、すぐに鬼に捕まってしまったり、鬼になって相手を捕まえられないということがあり面白くなくなることもあるでしょう。
だから基礎能力を学ばすことなくただやりたいといっているからといって、「鬼ごっこ」をすることは、運動療育的には本来の目的からズレてしまっているのです。
今までもブログに書いてきましたが、DCDとは、脳の機能発達に関わる問題により、運動や動作に不器用さが生じる発達障害の1つで、複数の身体部位を協調させて行う運動が困難な状態をいいます。
運動の中でも、粗大運動の苦手さは大きな問題となり、転びやすかったり、素早く走ることができない、跳ぶ動きがぎこちないなど大きな運動ができないことが特徴です。
「鬼ごっこ」は、粗大運動の要素が満載の遊びなので、DCDがある子どもに取っては難しいものになるのです。
子どもたちが楽しいことをしたい気持ちはよくわかります。
しかし、基礎的な身体能力の向上をはからなければ、どの運動を行っても結局、身につかないのです。
ということで、11月から取り組んでいるのが、このコーディネーション能力の向上となります。
今日は、前回と同様足の運び方(素早いステップ)とスピードの変化、ジャンプをすることで重心移動からバランスを失い、そこからの姿勢保持について指導しました。
最初から取り組んできたラダートレーニングでしたが、なかなかできなかった子どもたちに明らかに変化が見られ、徐々にできるようになってきていることが嬉しかったです。時間の関係でジャンプを分析するまではいきませんでした。
コーディネーション能力は、1回や2回やれば手に入る能力ではありません。しかし、正しいやり方で、繰り返し繰り返し継続して行うことで身についていくのです。そのためには「継続は力なり」でそれなりの努力は必要なのです。また、ゴールデンエイジの子どもは、吸収能力が高く、どんな子どもでも大人に比べてはるかにこの能力を手に入れやすいチャンスの時期なのです。
FORTUNAの子どもたちの中には集団での活動が苦手な子もいます。またルールの把握が難しい子もいます。
今後はそのような子どもたちも一緒に楽しんで運動できるようになるためのプログラムを考えなければなりません。
子どもたちは、自分がやりたいことをすぐに「やりたい」といいながら、その割には、すぐに飽きてしまいやめてしまうことも多いと思います。また、苦手なことはすぐに「やりたくない」といいます。
保護者の方の中には、「子どもが言っているから」と子どものいいなりになってしまっている方もおられるかもしれませんが、そのやり方がどこでも、何にでも通用してしまうと、表面だけをかじるだけになり、結局、修得すべき時期を逃してしまい、将来において運動に苦手意識をもち、結果、高学年になっても自信がもてずに運動嫌いになる可能性も高くなります。
子どものときに運動に苦手意識をもってしまうと、大人になってから運動を始めるのは少し辛くなるのではないでしょうか。だからこそ子どものときに運動を楽しむ経験を積んでおくべきだと思います。
このコーディネーション能力には当然差はあります。FORTUNAでは、子どもたちの能力を考えながら負荷の与え方を変えてトレーニングを実施していますので、FORTUNAに通ってくれている子どもたちで運動が苦手な子どもは、できる限りこの運動療育プログラムに参加していただいて、運動能力の基礎を身につけてほしいと思っています。
なお土曜日の運動プログラムは、平日よりも長い時間の練習となります。空きがあればスポットでのご利用も可能ですので、事務局までご相談ください。
放課後等デイサービス FORTUNA