こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。
今日は、グランドの日でしたが生憎の雨で、残念ながら教室内での活動になってしまいました。
しかし、担当の先生が体調不良でお休みのため、校長先生が急遽担当してくださいました。
内容はコーディネーショントレーニングで、子どもたちも楽しそうに協力しながら専門的な運動ができていました。
本日、行った療育は、「玉入れ」です。目的としては、物との距離をみて、力加減などを考えて投げる練習です。
専門的にいいますと視覚認知と空間認識能力を養うという事です。
視覚認知とは目で見た情報を脳が整理し、処理する力です。その次に空間認識です。ボールを入れる目標を見つけ、目標までの距離はどのくらいか、空間の中での位置関係を把握する力です。
また、この2つの能力に加え、投げたボールを自分で目で追うことで眼球運動の練習も含まれております。
眼球運動の中でも今回のは「追従性眼球運動」という、動いている物を目で追う能力も養いました。
活動の内容としては、段ボールのかごにカラーボールを投げ入れていきます。
まず初めは近い距離からはじめ、クリアするとどんどん距離が離れていきます。距離が変わるたびに目標との距離を把握し、力加減を考えていきます。
また、今回の活動では諦めないこと、みんなで協力することも目的としておりました。
時間を決め、どうやってクリアできるかを考え取り組みました。
子どもたちには自然と声掛けが生まれてきました。「このボール使っていいよ」「こっちの箱ねらってみたら」などと声が聞こえてきました。
最終的にはみんなで設定した時間をクリアすることが出来ました!
午前中では物足りず、子ども達みんな「やりたい、やりたい」とのリクエストが‥ということで午後の自由時間も行いました。
午後はさらにレベルアップです。
箱と投げる位置の間に机を置きます。たったこれだけですが、とても難しくなります。
しかし、午前中に学んだ「諦めない心」を子どもたちが発揮し、最後の最後まで取り組んでおりました。
本日行ったことはお祭りでいう輪投げです。昔からある遊びですが、その中にもたくさんの運動能力を鍛えることが出来ます。
遊びの中でもたくさんの要素が含まれています。
ぜひ、ご家庭でも遊びながら楽しく運動をしていただければと思います。
次回のブログもぜひご覧ください。