こんにちは。都筑区放課後デイサービス FORTUNAです。
今回もこどもの「行動」に着目して考えていきましょう。4回目ですね
問題を1つ1つ整理していくことで、「子どもの状態の理解を進めていくことができる」と申し上げました。
このことから考えると
いわゆる根本となるような問題が重要であり、それにアプローチすることができればそれにこしたことはありませんが、大きな問題というのは得てしてアプローチしにくいもので、なかなか結果が出ないことも予想もできます。
そうした場合は、何かしらの対応を行ったとしても、問題が大きすぎて結果が出にくいのか?そもそもの対応が間違っていて結果が出にくいのか?判断がつかないということも考えられます。
そのようなことを避けるために、まずは「すぐに結果が出そうな問題行動からアプローチ」していけばよいでしょう。結果、上手くいけばその方法が対象の子どもに有効であったと判断できます。
すぐに良い結果が出そうであるとアプローチしたものの、見立て違いでなかなか結果が出ない場合、アプローチの方法を早めに見直すという手続きも選択できるため、根本的な問題よりもすぐに結果が出そうな問題行動から取り組むことが良いと思います。
子どもを理解するためのステップ 3⃣ として子ども、先生間、保護者の間で目標の共有をすることがあげられます。
・集団生活内での1年間の目標(長期目標)半年間の目標(中期目標)今月の目標(短期目標)今日の目標これらすべての目標のそれぞれが一貫していることが重要です。
・目標設定の方法はいろいろありますが、まず先生たちの間で問題を共有しなければ、目標の達成は不可能となる場合があります。その次に保護者との情報共有も必要となってきます。
都筑区放課後デイサービス FORTUNA 心理担当
都筑区放課後デイ FORTUNA 子どもの「行動」に着目④