こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。
いよいよ夏休みも終わりです。
毎年ですが、FORTUNAでの療育で夏休みに入る前に皆さんにお伝えしているのは、夏休み中の「規則正しい生活の維持」です。
夏休みはお休みです。そのため自分の好きなように生活出来るとなると、夜更かし、朝、遅くまで寝ている、ゲームなどの遊びに夢中になりやるべきことを後回しなど、ダラダラとした生活をどうしても送りがちですが、このような生活を続けていると、学校での集団生活に戻りにくく、新学期の生活に入りづらくなり、学校に行きたくなくなるというデータも見られます。
規則正しい生活はそれほど大切なのです。
FORTUNAではこの夏休み、長期休みにしかできない社会科見学などを含め、いろいろな外出プログラムを考えておりましたが、しかしこの夏の暑さは、子どもたちに取っては少し厳しいものでした。
でも、これから地球はますます温暖化傾向となり、日本という国が温帯から亜熱帯化していくような話も学者の先生からよくききます。
なので、夏はこれ以上は涼しくならないのでしょう。だとすれば、この暑さに立ち向かい、慣れていくしか方法はないようです。早く身体が気温や湿度に適応してくれたらいいのにと思います。
というわけで、FORTUNAに来てくれている子どもたちには、いつもどおり、しっかりと「規則正しい生活をおくってもらう」ようにしました。
教室に到着するとしっかり先生たちへ挨拶し、荷物の整理整頓、その後、手洗い、うがいを行い静かに着席して、始まりの会を始めます。
それが終われば、苦手な学習(夏休みの宿題タイム)です。毎回みんな集中して約30分間取り組んでくれていました。
そのあとは、フランス語や英語の語学や運動、工作などさまざまな日替わりの療育プログラムに挑戦してくれていました。
元教諭としての経験では「規則正しい生活」ができていた子どもたちは2学期もすんなり入ることができていました。逆に出来ていない子どもの中には、学校に通えなくなった子どももいたので、その経験を活かし、FORTUNAに来てくれている子どもや保護者の方には長期休みは「規則正しい生活をおくるようにする」ようにお伝えして参りました。
そのため、FORTUNAの開設2年間で、普段どおりFORTUNAにたくさん通ってきてくれていた子どもたちのほとんどが、集団を理解し友だちと協力したり仲良くすることを覚え、2学期をスムーズに迎えることができています。
逆に、夏休み中、FORTUNAに来て頂けなかったお子さまの中には、1学期間FORTUNAで学んだことを忘れてしまい、学校に行けなくなってしまったというちょっと残念な結果の子どももいます。
このように生活リズムを安定させる事は非常に大切なのです。
さて今年の夏休み。子どもたちはFORTUNAで規則正しい生活をおくれ、ほとんどの子どもたちは宿題も終わっており、あとは笑顔で登校するだけです。夏休みどんな楽しいことがあったか、お友だちとお話ししてみて下さい。
2学期が始まってもいつもと同じリズムで生活出来るように、先生たちも皆さんを応援していきます。
放課後等デイサービス FORTUNA