こんにちは都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。
おかげさまで開設して2年3ヶ月で多くの子どもたちがFORTUNAに通ってくれるようになり、子どもたちはできることが増え、大きく成長してくれています。
先日もお伝えしたように、日々の療育の様子をお伝えしているブログのUP数も1000を超え、保護者や様々な方からありがたいお言葉をいただきました。
さて、人間、特に子どもが成長していく過程で個人差が出てきます。それが集団の中に入ると目立ってしまうこともあります。
そうした中、他者と比較する必要はないのですが、他人の子どもの成長が気になってしまう保護者の方も中にはおられます。
FORTUNAも集団療育の場所なので多くの子どもたちが同時に活動していますが、先生たちは、そんな中でも子ども一人一人に注意を払い、成長をいつも気にしています。
普通級と支援級という2つの教室があるのを皆さんご存じだと思います。
保護者の方の中には、お子さまが支援級から普通級に上がって欲しいと思われている方も実際におられます。(個別支援計画のゴールの1つに普通級への転籍と書く場合もあります)
私たちはそういった保護者の要望がある場合は、その要望にお応えするために保護者と協力しながら療育を行っています。
もし転籍できたことを喜んでいただけるなら、それは結果をだすことができ、お役に立つことができたと考えております。
結果的に、FORTUNAは開所してから約2年余りで、できることが多くなった子どものうち、転籍を希望されていた方の約40%の子どもが支援級から普通級に転籍することができています。
くれぐれも言っておきますが誤解をされないでください。私は支援級がダメで普通級が良いという考えでお話ししているわけではありません。現在のその子にあった居場所において適切な支援をしてあげることが、一番重要だということを伝えたいのです。
また、その子の将来のゴールを保護者の方がどう考えておられるかによっても変わってきます。
今回のお話しは、保護者の方が支援級から普通級への転籍を希望(若しくは悩まれている)されている話を保護者の方と共有し、同じ方向に向かった療育を行った結果、希望されている方向に向かうことができたというお話です。
FORTUNAでは、保護者の方と情報を常に共有し、その子どもに今現在必要で最適な療育を行い、子どもの成長が、保護者の方が臨まれているゴールにできるだけ近い形になるように常に考えています。
子どもは将来、社会に出て行かなくてはなりません。そのためには最低限の社会性を身につけなくては社会に出て行っても辛い想い、悲しい想い、しんどい想い等を経験するかもしれません。
現実は厳しく、また時には残酷でもあると思います。
FORTUNAの活動はそれらの悲しい経験を少なくしていく、”将来的に社会において、他人に迷惑をかけることなく自立した生活をおくることができるための支援”を行っているのです。
もし、集団活動において学ぶことの重要性をご理解頂けるのであれば、FORTUNAの活動をこれからも応援して頂きたいと思います。
放課後等デイサービス FORTUNA