都筑区放課後等デイサービス FORTUNA   特別外出プログラム(校長先生) 

こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。

 

本日は、子どもたちの人数も少なく、落ち着いて療育プログラム活動ができていたので、本来は予定に無かったのですが、社会勉強も兼ねて校長先生と一緒に特別に外出をしてきました。

外出するためには、先生の話をよく聞いて、他の人たちに迷惑をかけないという約束を守れるかがポイントで、校長先生からも子どもたちの活動状況、社会性における生育状況(気持ちや行動の切り替え、約束を守る等)をチェックしたいとのことでした。

 

子どもですから、教室内では真面目に出来ても、自分が大好きなところに出たとたんにルールを忘れてしまって、切り替えができなかったりふざけてしまったりする子どもはたくさんいます。これは仕方がないことです。その度に先生たちが子どもたちに流されることなく粘り強く指導していかなくてはなりません。

 

FORTUNAでは、こういった子どもたちにしっかりとした療育(学習)をしていくのが私たちの仕事であり、将来の自立、社会性の習得につながっていくと考えています。

 

午前中の子どもたちの様子は真面目に話を聞くことが出来、活動にも参加できていましたので、誘惑が強いゲームセンターに挑戦することにしました。

 

お金は自分で考えて使うようにし、教室内でシュミレーションを行いました。

 

そして、いよいよゲームセンターへ!

子どもたちは、車に乗ったときから、エスカレーターにのってゲームセンターにつくまで、全くふざけることもなくきちんと1列に並んで静かに行動することが出来ました。

 

ゲームセンターの中でも、全員が先生のもとを離れることもなく、わからないときは先生に聞くこともでき、結構な量の景品をゲットできました。

 

中にははじめて機械に触る子どももおり、最初はやり方がわからず戸惑っていた子どももいましたが、慣れ始めると自分から色々な機械に興味を示して挑戦していました。

 

ゲームセンターなどはこの歳になると行く機会もなく、最初は、人に迷惑をかけず指示が通るかの確認をしようと考えて行ったのですが、実際に行ってみて思ったのは、クレーンゲームにしてもテーブルがズレてお菓子が落ちるようなゲームにしても、子どもたちに取って空間を認知する。タイミングを計り素早くボタンを押す。など、目で見て判断することにおいて、これはこれで非常に運動に関係する良い練習になったということです。

 

また中には自分が欲しいものが取れなかった子どももいましたが、そのことで癇癪をおこすこともなく、余り取れていない子どもに自分が取ったものを「はい。これあげるよ」と言える子どももおり、改めて子どもたちの純粋さと伸びしろに感動しました。

 

子どもたちの困り事はいろいろとあるでしょうが、土日など療育時間が長い日は、平日ではできない経験を出来るだけ多くさせ、先生たちもその困り事の一面だけではなく別の角度から子どもたちをみるようにし、こういった純粋な気持ちをくみ取り、伸ばしていこうと思いました。

 

非常に清々しい気持ちになった良い1日でした。

 

 

P-S 富士山も頂上だけですがキレイに見えて、こどもたちも「わー!キレイ」といっておりました。