都筑区放課後等デイサービス FORTUNA  体幹トレーニング①

こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAの職員Kです。

 

今回から何回かに分けて、体幹トレーニング(TR)についてお話しさせて頂きます。

 

まず最初に体幹とは何かからお話します。

 

体幹とは全身から頭部と四肢(手足)を除いた胴体のことを指し、その動作に関与する筋肉を体幹筋といいます。
身体の奥の方にある「インナーマッスル」だけが体幹に関わる筋肉であると認識されがちですが、シックスパックを形成する腹直筋も体幹を屈曲させる動きに関わる体幹筋です。


つまり、外側から見て確認することのできる「アウターマッスル」も体幹筋なので、インナーマッスルを鍛えたからといって、体幹のトレーニングになっているとは一概に言えないのです。

上記の腹直筋に加え、わき腹から斜めについている外腹斜筋もアウターマッスルです。その奥、外腹斜筋と直交する方向で斜めについている内腹斜筋と、一番奥で真横に腹巻きのようにお腹を囲んでいる腹横筋がインナーマッスルです。

さらに、お腹まわりを囲む筋肉の箱のことを「インナーユニット」といいます。インナーユニットがしっかりとしていれば、あらゆる競技において高いパフォーマンスを発揮できるほか、ケガの予防の観点からも重要視されています。

 

腹直筋

お腹の前面を縦に覆う筋肉。上体を前屈させる際に使われます。また、腹圧を高めて体幹を安定させ、上体の姿勢を維持する働きがあります。シックスパックといわれる美しい腹筋を形成します。

腹斜筋

わき腹にある筋肉で、外腹斜筋と内腹斜筋に分かれ、上体を横に倒したりひねったりする際に使われます。
腹直筋と同様に正しい姿勢を維持したり、「投げる」「打つ」といった回旋系の動作に関わっています。鍛えることでウエストが引き締まります。

広背筋

背中の下部から脇の下にかけて広がる大きな筋肉で、腕から肩甲骨を動かし、伸ばした腕を身体の方へ引き寄せる際などに使われます。鍛えると、いわゆる「逆三角形の体」をつくることができます。

脊柱起立筋

背中の深部にあり、首から骨盤をつなぐ筋肉で、最長筋、腸肋筋、棘筋に分かれています。頭や上体を起こす動作や、正しい姿勢を維持する働きがあります。

 

まとめ

体幹は、インナーマッスルだけでなく、アウターマッスルを含み、その姿勢維持や動作に関するものすべてが体幹筋。スポーツをする人はもちろん、なかなかできない人も、日常生活をケガなく元気に過ごすためには体幹トレーニングがおすすめです。

 

次回、体幹TR②をお楽しみに。

 

放課後等デイサービス FORTUNA