こんにちは。都筑区の放課後等デイサービス FORTUNAです。
少し間が空きましたが、今日は⑤です。
FORTUNAのブログに関しては、利用者様ばかりでなく、見学や体験に来られた保護者の方からも「療育に熱心に取り組んでいる教室だということがよくわかります」「毎日、UPされるのを楽しみにしています」などの温かいお言葉をいただけていることに、大変感謝しております。
私たちも子どもたちの療育が日々最良のものになるように、常に自己研鑽(療育についての勉強)し、試行錯誤を繰り返しており、見学や体験に来られた方には普段の療育の様子を実際に見て頂いております。そのときに「子どもたちは、ここまでできるのですね」「信じられない」というような話をよく聞きます。これは作り話ではなく、見学時にお話もさせていただいているとおり、「百聞は一見にしかず」でごらん頂いたものが全てなのです。
FORTUNAの職員たちが、子どもたちを「ただ預かるだけ」ではなく、「子どもたちが出来ることを一つでも増やすための毎日異なった独自のプログラム療育と専門的支援」に積極的に取り組んでいることをご理解いただければと思います。
さて「知能検査は不確かなところもある」と前回にも書きました。脳の機能が非常に複雑であることはご理解いただけるかと思います。それを踏まえて、今回は「勉強は得意でも、要領が悪いこどもたちについて」など、たとえをあげて説明していきます。
「情報処理」の層(ピラミッドの上から5番目)の能力がたとえ低くても、その上の司令塔である「実行機能」が比較的しっかりしている子どももいます。そういった子は、勉強が苦手でも愛想があり要領がよく、何かと機転が利いているように見えることがあります。
この場合、知能検査で出たIQ自体が低くても、要領よく世の中を渡っていくことができることがあります。
その逆で「コミュニケーション・情報処理」の層が高くても、その中のコミュニケーション能力が低かったり、その上の司令塔である「実行機能」が弱い子どもの場合、勉強はある程度得意であっても、愛想がない。要領が悪い。などで、生きづらくなってしまうこともあります。
要するに、「IQは高いが要領が悪い子」、「IQは低いが要領がいい子」のような特徴は、知能検査だけではわからないということなのです。
ということは、実社会に出たときに必要とされることとしては、IQの高さだけではなく、優しい心、相手を気遣うなど、集団において他者の存在を意識した行動がとれ、他者を思いやる心をもつことなど、知能検査では測れない要素も多分に含まれているのだと思います。「自分の子のいいなり」になってしまうと、その子は社会に出ても親以外の他者の存在を学習していないため、皆が自分のいうことは何でも聞いてもらえると勘違いしてしまうことがあるかもしれません。その時に気がついて学習させようとしても、身体が大きくなっていたり、反抗期に入ってしまっていたりして、タイミング的に遅い場合があるかもしれません。だから、FORTUNAは小学生の早い段階から社会や集団を意識した療育を行っているのです。
IQを知るためのWISC検査について簡単に説明してきましたが、おわかりいただけたでしょうか。
ただ、今回説明したように、WISC検査は支援においてある一定の方向性を示してはくれますが、万能ではないのです。WISC検査とは、人の一部の能力を測定しているに過ぎないのです。
しかし、このWISC検査は、学習においてはどこで?何で?つまづいているかの原因を探る上では重要な役割を果たしてくれることもあります。
FORTUNAでは、学習支援やプログラム療育支援を毎日実施するとともに、教科学習をする前に<認知機能に何か問題があるかもしれない>という考えをもち、心理士等の専門家による専門的支援の1つとして【認知機能の強化・向上トレーニング】を日々、子どもたちに実施しています。興味がある方は一度見学にいらしてください。
ここまでがWISC検査についての概要です。
次回は【知能検査の注意点】について説明する予定です。
興味のある方はお読みください。
放課後等デイサービス FORTUNA