都筑区放課後等デイサービス FORTUNA  境界知能について⑦

こんにちは。都筑区の放課後等デイサービス FORTUNAです。

 

今回は題名にある境界知能と発達障害の関係性について、少し説明していきましょう。

 

発達障害も知的障害も、困りごとがあるために社会生活において生きづらくなることは共通しています。

 

FORTUNAでも、できる限り困りごとを減らし、将来において社会に出たときに生きづらさを少なくし、自立した生活を送っていくことができることを目指しているために、「ただ預かるだけ」、「ただ見守るだけ」、「単なる遊び場を提供する」のではなく、毎日異なったプログラム療育や専門的支援を行っているのです。

 

少し難しくなりますが、今まではアメリカ精神医学会が発行した精神障害の診断と診断と統計マニュアルのDSMーⅣでも多軸評定というものが採用されており、そこではⅠ軸からⅤ軸まであり、精神科診断で使われているのは主にⅠ軸とⅡ軸であり、Ⅰ軸は発達障害としての特性、Ⅱ軸は知能に分類され、それぞれ別々に診断されてきました。

そして両者(発達障害と知的障害)は併存することもあり、しないこともあるのです。

(最新のDSMーⅤでは、この多軸評定は廃止されていますが、考え方としてわかりやすい点では参考になります)

 

ざっくりではありますが、イメージ的には発達障害というのは、得意なものと苦手なものの差が大きい、いろいろな能力の中に、著しく高いものもあれば低いものもあるというイメージです。

一方、知的障害は全体的に発達がゆっくり進んでいるようなイメージです。

 

IQ値が70未満は知的障害に該当すると最初のほうで書きましたが、実際、知能検査におけるIQ値だけでは子どもの状態を判断することが難しい場合があります。そのため、精神の発達度合いから観た「精神年齢」を使う場合もあります。

 

参考までに書きますが、実際の年齢より2から3歳ぐらい幼い感じです。そう考えてみると、その該当する子どもに対して、どのような療育をしていくのが良いのか、何が必要なのかがわかってきます。

 

先程も書きましたが、知的障害がある子どもはゆっくりと成長していっているので、そのゆっくりとした成長が成人になっても12歳くらいの水準で止まってしまうのが、軽度知的障害とよばれているものです。(あくまで目安です)

 

発達障害も知的障害も、社会生活を送る上で生きづらさを伴いますが、知的障害の場合は知的機能の発達水準が全体的にゆっくりなために、定型発達の集団のなかにいると様々な困りごとが生じてきます。

たとえば、勉強が苦手、対人関係が苦手、臨機応変な対処が苦手、感情のコントロールが苦手など多くの困りごとが出てくる可能性があります。

 

一方、発達障害とよばれるもののなかには知的障害を伴うことがあまりないものの、こだわりや不注意といった行動面、コミュニケーション能力や学習能力など、ある特定の分野に関しての困りごとが生じると考えられます。

 

定型発達児の認知機能を±0とすると、発達障害の子どもは特定の分野に+があったり、-があったりとデコボコしてる感じです。

 

FORTUNAでは、まず全体的な認知機能を向上させるために認知機能強化トレーニングを行いながら、このデコボコの凹んでいるところにもフォーカスした療育プログラムを作成し、「子どもたちの出来た」を1つでも多く増やす支援を行っています。

 

次回は、ご家庭でできる発達の簡易的なチェック方法を説明します。

 

興味のある方はお読みください。

 

 

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