都筑区放課後等デイサービス FORTUNA Kennington tube station

こんばんは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNAです。

他のスタッフたちが、療育について真面目に取り組み、ブログを書いてくれているので私はちょっと違う話をします。

今回はちょっと肩の力を抜きつつ、私がバックパッカーとして海外に行っていた時の話です。

「 Mind the gap ‼ ]と大きな声が響きます。「ん?何だ?」英国の地下鉄の駅ではこの言葉が大きく響いて、「おー、やっぱイギリスだ!」と思いながら無謀な旅がスタートしました。

今から遥か昔、教師になる前の話です。約30年位前に好奇心旺盛な私は、何を思ったのか急に外国に行きたくなりました。なけなしのお金をかき集め友人が住む英国のロンドン行きの飛行機に乗り込みました。
友人は英国に住むアルゼンチン人。奥さんは英国人で男の子どもが二人。Kenningtonという駅のそばの彼の家に、突然、「遊びに来たよ!」感覚で転がり込みました。もちろん彼らはビックリして「よく一人で来れたね」と驚いていました。彼らからしたら本当に迷惑な話だったとおもいます。(笑)
Kenningtonはロンドンの地下鉄(tubeの愛称で呼ばれています)の駅で、ノーザンラインのチャーリングクロス駅やウォータールー駅の近所にある静かな町でした。治安はあまり良いとは言えませんでしたが・・・(ごめんなさい)そういいながら結構長い間居候をさせてもらい、子どもたちのお守りをし、ロンドン大学に潜り込み、ガラの悪い若者たちに絡まれながら、近所の人たちとも仲良くなって楽しい日々を過ごさせてもらいました。
せっかくロンドンにいるのだからと、頑張って観光にも出かけたのですが、全く地理がわかりません。あるのは英語で書かれた地図のみ。有名な二階建てバスに乗ろうとしても行き先がチンプンカンプンなので、地下鉄で目的地近くまで行き、あとはひたすら己の足で目的地へが続きました。

もう大分忘れてしまいましたが、もちろんピカデリーサーカスやトラファルガー広場、ビッグベン、ウェストミンスター寺院などの観光地にもいきましたが、「ふーん」ぐらいでした。よく覚えているのは非常に寒かったこと。(確か11月か12月頃でしたね)雨が止んだ後の石畳に光が反射するのが非常にカッコよくオシャレだったこと。パトカーが青色灯をつけて「パーポー、パーポー」と石畳を走っているのが映画みたいだったこと。タワーブリッジ(ロンドン橋といわれるやつです)は跳ね橋なのですが、そのちょうど境目から下を見ようとしたら、かなり隙間が空いていて(20cmぐらいは空いていたかなあ)ビックリしたこと。料理が噂通りおいしくなかったこと。ロイズ保険本社やブリティッシュテレコムタワーの奇抜な建物、テムズ川のほとりにある観覧車(ロンドン・アイ)がまだなかったこと。YO寿司という寿司屋に友達といったら、英国人が日本の法被をきて、やたらめったら、「ヨー!」を連呼していたこと。寿司の値段がべらぼうに高かったこと。(一番安いサーモンでも1000円ぐらいしたような気が・・・)その寿司屋にドリンクを運ぶロボットがグルグル回っていたこと。怪しい街角で男性なのに女性の格好をしている人たちに「Hey Cherry Boy!」と声を掛けられからかわれたこと。怖いお兄さんたちから小銭を貸してくれと頼まれたこと。パブで知らないおじさんたちと店のテレビでサッカーの試合を見ながら肩を組んでよくわからないチームの歌を歌ったこと。(パブはほぼほぼ毎日いってましたね。BASS PALE ALEというビールがおいしかったです)なんやかんやありましたが、どれもこれもくだらないことばかりしか覚えていません。(笑)

これは、旅のほんの始まりです。私はしばらくロンドンに滞在させてもらったのですが、このあとフランスに到着。(そのときはEUではありませんでした)その後、様々なアクシデントに巻き込まれることも考えず、一人で東に向かうことになるのです。

この続きは、またの機会に。では。

都筑区放課後等デイサービス FORTUNA