都筑区放課後等デイサービスFORTUNA   FORTUNAのSSTへの取り組みについて②

こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。

 

今日は、ハッキリとしない天気で、気分が少し滅入ってしまいます。

 

しかし、だからといって、先生たちに元気がないと子どもたちも元気がなくなります。気持ちを切り替え、頑張るしかありません。

 

さて、今回はSSTの「モデリング」についてです。

 

モデリングとは、お手本をみせることでその行動を学ばせることをいいます。この種の学習は、そのモデルが適切なものでも、不適切なものでも学びやすいという特徴があります。

 

小学校低学年の子どもには、具体的な問題場面を提示し、問題を考えさせ、解決方法を見つけ出させるといったロールプレイをやることもあります。(少し前のプログラムでもロールプレイをやってもらっていましたね)その際、最後には適切なモデルを提示することが重要なのですが、なかなか指示が通らない子どももいるため、FORTUNAでは、まず問題について考えてもらい、言葉にして表出してもらうようにしています。

 

ただ、社会性に困難がある子どもにとって、「考える」ことが苦手な場合があり、ポイントがずれてしまうことがあるので注意が必要です。その場合は、注目するポイントをわかりやすくすることが大切です。

 

また、異年齢の子どもとの関わり、先生との正しい関わり方を学ぶことも子どもの行動に影響するモデルとなります。年上の子どもの正しい行動を「褒める」ことによって、その子どもはモチベーションが上がり、自己肯定感や自尊心が高まります。それだけでなく、それをみている年下の子どもたちにとって、良きお手本になります。

 

情緒が不安定になっている子どもや社会性がなかなか習得できない子どもたちには、このモデリングが有効であるといわれているため、FORTUNAでは、色々な場面で使ってきました。

 

この「モデリング」は、見るだけの学びです。「周りの子どもはどうしているのか」を見るだけで、行動を学ぶことができる、心に優しい学習方法なのです。

 

そのためには、先生の正しい声掛けが必要です。FORTUNAでは、職員同士が情報を共有し、正しい声掛けが出来るように常に心掛けています。

 

次回はリハーサルについてです。

 

 

放課後等デイサービス FORTUNA