都筑区放課後等デイサービスFORTUNA  子どもの気持ちの理解④

こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。

 

今回は、子どもの気持ちの理解の4回目です。

 

前回、「不当性」「故意性」について書きました。

 

子どもが「不当性」「故意性」を主張しても、大人は、子どもの発言が意に沿わない、自分が考えていたのと違う場合、否定的な反応をしてしまうことがあります。特に親の場合は、どうしても感情が入ってきます。言葉の選び方、言い方によって子どもの反応も大きく変わってきます。

 

子どもが何か言おうとしているときには、自分の答えや考えを前面に出して打ち返すのではなく、まずは子どもの言い分を聞いてみたほうが、結局は良い結果につながります。

 

子どもの話を聞くときに大切なことは、「否定しない」ことです。腹が立つこともあるかもしれませんが、まずは大人が落ち着きましょう。

 

その際、子どもは汚い言葉、悪い言葉を使うかもしれません。しかし、それが子どもの「心の叫び」であるのならば、その言葉どおりに話を聞いてみるのも必要です。

 

ここでまた大切なことがあります。子どもに質問をしても、イライラの原因の明確な説明ができない子どももいます。そんなときは無理に聞き出す必要はなく、「本人もよくわかってなく、何となく嫌な気持ちなんだな」ぐらいにとらえておくべきです。

 

次回は、子どもが「わかってくれる」ことを欲しているのは、わかっているのだが・・・についてお話しします。

 

放課後等デイサービス FORTUNA