都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「お絵描き」の大切さについて①



こんにちは!都筑区放課後等デイサービスのFORTUNAです。

今回は「お絵描き」の大切さについてお話したいと思います。

大人になると描く機会が減ってしまう「絵」ですが、子どもの頃にはたくさん描いた記憶があるかと思います。

まだ文字を書くことが難しい子どもにとって「絵」は貴重な自己表現活動です。また、絵を描くことは子どもの成長にとってたくさんのメリットがあります。

では、どんなメリットがあるのでしょうか。

①脳の発達を促す
指の神経は脳の神経と直接つながっています。絵を描くときにはたくさん手を動かすため脳の神経が刺激され、脳の発達が促されます。
手先をつかうことは、言葉の発達にも関係があるとされています。

②文字を書く前段階としてとても大切
たくさん絵を描くことで腕や手先の細やかな動きがコントロールできるようになります。
そのため、文字の習得がスムーズになります。

③空間認識能力が育つ
絵を描くときにはお花などの立体のものを線にして表現します。
そのため見えない奥行や裏側まで頭の中でイメージ練習になり、この能力は算数の図形問題を解くことに必要なものになります。

④感性が育つ
絵を描く前に子どもは「観察」をします。例えば「虫をかいてみよう」という活動があるとすれば、公園に虫を観察しに行きますね。
公園に行けば自然と触れ合うことになり、視覚や聴覚など様々な感覚をつかいます。
「絵を描く」というのは色彩感覚だけでなく、人としての感性を高めることにもつながるのです。

次回は「絵の発達段階」についてお話します。