都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「療育の様子」

こんにちは。放課後等デイサービスFORTUNAです。

本日の療育の様子をお届けします!

 

本日のプログラムはA教室、B教室ともに「積み木つみリレー」をしました。

 

リレー形式で、走者はスタート地点にある積み木をひとつ持って走っていき、部屋のはじに積み木を積みます。

折り返してスタート地点に戻ったら次の走者と交代。次の走者も積み木を持って走り、さきほどの積み木の上に自分の積み木を積み上げていき、タワーを作っていきます。2チーム対抗で行い、全員が早く積み木を積み上げたチームの勝ち、というルールです。

 

競争なので急がなければなりませんが、あまり急ぎすぎると積み木をうまく積めずタワーが倒れてしまいます。

さらに、自分の分は積めたとしても積み木がズレていては次の走者が積みづらく、困ってしまいます。

一方で、キレイに積むことにこだわって時間をかけてしまうと、タイムで相手チームに負けてしまうかもしれません。

ある程度のクオリティを保ってきれいに積むことと、とはいえちゃんと急ぐこと、その相反する2つのことを同時に意識できるようになり、友だちと協力して取り組む、ということが今日の目標でした!

B教室の方では、いきなり競争にする前にみんなで輪になってひとつずつ積み木を積んでいって、完成される練習を行い、その後にリレーの要素を足す、という形でスモールステップで行いました。

結果、次のリレー形式のゲームの中では、以前はうまく意味が理解できなかったお子さんが今日はとても上手にチームの一員として積み木を積んで帰ってくることができました!

また、リレーでは、たとえ失敗した子どもがいて、その子のせいで負けても、どんな言葉をかけるのがいいかな、と考えたもらうと「がんばってたよ」「気にしない!」「次がんばろう」「と素敵な言葉が子どもたちから聞こえてきました。また、実際のリレーでは負けてしまって悔しくて気持ちが崩れかけたお子さんもいましたが、すぐに気持ちを切り替え、次のレースでは自分の前の走者が倒してしまって絶体絶命のピンチにもかかわらず、全部を急いで積み直して、なんとか勝利することができました。以前だったら気持ちを切り替えたり、あきらめずに頑張るということが難しい時の多かったお子さんなのでとても嬉しい瞬間でした。

また、A教室はとても上手な子ばかりだったので、走るのではなくてスキップで行こう、とさらに課題を追加しました。

急ぎながらスキップ、というのもとても難しいですがみんなとても一生懸命行っていました!

 

 

 

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