都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「療育の様子」

こんにちは!都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。

 

本日は日差しが入り少し汗ばむ気温となりましたね。ここ数日は曇りや寒さが続いていた為、久しぶりの晴天に気持ちもリフレッシュできた一日となりました。

皆さんも体調管理に気をつけながら季節の変わり目を楽しんで過ごしていきましょうね。

 

本日の活動は「お米の育ちの流れを学ぼう」を行いました。

普段は畑仕事をしているFORTUNAの職員(M)が土づくりから稲刈りまでのお米ができるまでの流れを紹介してくれました。

職員(M)は実際にも田んぼでお米も作っているため、写真や稲の実物と脱穀のお米を持って来てもらい子ども達に見せながら説明を行いました。

流れは以下の内容です。

・土づくり→・種の消毒→・種を水につける→・種まき→・水やり→・芽がでる→・苗を育てる→・田植え→・田んぼに水を入れる→・草刈り→・稲の成長→・出穂→・稲の花→・稲穂(みどり色)→・稲穂(黄金色)→・稲刈り→・はざかけ→・脱穀

中でも

・土づくりは2ヵ月程掛かること。

・田植えの時期は5月中旬~6月上旬。

・出穂の意味は穂が出てくること。

・稲の花は花が咲き、花が終わる10日間くらいまでは受粉のため田んぼに入れなくなること。

・稲刈りは穂が出て40日~45日籾全体の85%~90%程度が黄化したころが目安になること。

・はざかけは1週間~10日間(14日)は天日干しや自然風でお米の変質を防いだりカビや芽が出るのを防ぐこと。

・脱穀は籾すりをして精米(完成)となること。

1つずつ丁寧な紹介に、子ども達は集中しながら職員の話をよく聞いてくれました。

そして職員(M)はまとめに「普段何気なく食べているお米は概ね5ヶ月(早い品種では90日、遅い品種では120日程)掛けてお米になる。種を植える前には消毒を(60℃で5~10分)付けることで、たくさんの病気から守る予防につながる。お米を作ることはとても大変な事。手間隙かけて作っている為、農家の方々に感謝する気持ちと残さず食べてね。忘れないでね。」と今回の目的である食を大切にする気持ちや自然の恵みを忘れないことをしかっりと伝える事が出来ました。

そして最後には、お米に関する三択クイズを行いました。

Q稲の花は何色??

A:白色【8月ごろの午前2時間しか見られないことも!見れたらラッキー!】

 

Q田んぼで稲を育てる手伝いをしている動物は??

A:かも【かもが泳ぐことで田んぼの雑草や虫を食べてくれる。またかものうんちも肥料となる大事なお手伝いさん】

 

Qお茶碗いっぱいぶんにお米は何粒はいっている??

A:3000粒

 

Qお弁当箱がない時代むかしの人はおにぎりを何で包んでいた??

A:たけのこの皮【腐らないためよく適していた】

 

子ども達は楽しみながらお米の大切さを知ることが出来ました。食事の好き嫌いなお子さんでもお米の育ち方を紹介したように、野菜の育ち方やお肉になるまでなどを伝えていくことが大切なのではないかと思います。

是非、ご家庭でも自然の恵みや生き物への命の感謝など伝えて欲しいと思います。

次回のブログもぜひご覧ください。