都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「療育の様子」

こんにちは!都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。

 

雨ばかりで嫌になる梅雨の時期ですが、雨が降ると楽しみなことが一つある、職員Yです。

楽しみなことは何かというと…「虹」を見ることができること!

今までFORTUNAの送迎中、虹を見たことが何度かあります。その時は子ども達より大人の方が喜んでいました🌈(笑)

今年も見ることができるといいなと思います😊

 

さて、本日はA教室は虹作り、B教室はジェスチャーゲームを行いました。

 

まずはA教室の活動についてお話します。

今回の虹作りでは、模造紙にみんなで一つの作品を作ることで「協調性」を、折り紙やのりを使うことで「手指の巧緻性」を養いました。

 

以前B教室のお友達があじさいを作り、模造紙に貼ってくれたのですが、今日はA教室のみんなで虹を作ることにより、模造紙の作品は

完成なります。

 

初めに「虹は何色?」クイズをしました。いくつか分かる子もいれば、全ての色が分かる子も!

 

その後、色ごとのチームで虹を作ります。細長く切った折り紙を丸くし、つなげていくのですが、

「お友達と協力します。一人で全部やるのは協力かな?反対に全然やらないのは協力かな?」

と、「協力する」とはどんなことか、考えてから取り組みました。

 

一人一人つなげた折り紙を最後にお友達とつなげるチーム、のりを貼る係と丸める係に分かれるチームなど、それぞれのチームが

とても協力することができ、素敵な虹を完成させることができました!

 

 

 

B教室は、ジェスチャーゲームを行いました。

始めは職員がジェスチャーをして子どもたちにあててもらいます。

その中で、ジェスチャーは【言葉を使わず動作だけで相手にその意味を伝えること】、【分かった人は手を挙げて、指名された人だけが回答を言うこと】、などのルールを確認しました。

その後は、各テーブルごと(2~3人ずつ)にチームとなり、1チームが職員が見せるイラストのお題を基にしたジェスチャーを行い、他の2チームがあてる、という形で行いました。

例えば、「きりん」などの動物や「料理をしているところ」「本を読んでいるところ」など日常動作のお題などを職員が出し、子どもたちそれぞれが演技を考えて、思い思いに動きます。

 

クイズ形式だったこともあってとても楽しい声にあふれ、盛り上がりました。

また、その中でもきちんと最初に約束したルールを守って参加することができていました。

 

ジェスチャーをする側にとっては「どう動いたら相手に伝わるだろう」、あるいは回答する側にとっては、「この動きはなにを伝えようとしているのだろう」と考えることは、日常生活の中でもとても重要な非言語的なコミュニケーションの上達につながります。日常の中では、たとえ同じ言葉が使われていても、その時のその人のちょっとした仕草や表情によって、意味のニュアンスが変わったり、時には真逆の意味になってしまったりします。これらをきちんと感じ取ることは他者とコミュニケーションを取る上でとても大切になってきます。よく「空気を読む」と表現されることが多いですね。

引き続き、楽しさの中にも日常生活に生かせる学びを得られる療育を提供してまいります。

次回のブログもぜひご覧ください!