こんにちは。
都筑区放課後等デイサービスFORTUMAです。
本日の療育風景をお届けします。
本日は「ブラックボックス(箱の中身はなにかな?)」を行いました。
今回は、子ども達の想像力を刺激する中身を選びました。子どもによっては、触ったものが何かを想像しても自分の中で結びつかないものがたくさんあります。それをお友達のヒントでイメージし、自分の中にある言葉を見つけて引き出し、言語化することを目的に行いました。
今回も「お友達が考えているときは静かにする」「答えを言わないこと」「お友達が間違えても笑わない」ということをお約束しました。みんなに「お約束は?」と聞くとしっかりと答えることが出来ました。活動中も、盛り上がってくるとお約束を少し忘れてしまうときもあるのですが、「お約束は?」と声掛けをすると、静かに姿勢を正す様子も見られました。
中身をさわってもなかなか分からないお友達に向けて、「ヒント」を出してもらうようにしました。「ヒント」の意味を確認し、ヒントの出し方を練習しました。「赤いリンゴを教えてあげるにはどうヒントをだしたらいいのかな?」と聞くと、「赤いよ!」「「り」が最初につくよ!」「果物だよ!」と分かりやすいヒントを出すことが出来ました。練習もバッチリできたので、いよいよ本番です。
ヒントは、「お友達が教えて!」と言った時に出してもらうという決まりを伝え、一人ずつ行いました。わからないと子ども自ら「ヒントを教えて!」とみんなに伝えています。「キリン」がお題の子に、「キがつくよ」「首が長い動物だよ」「サバンナにいるよ」「ライオンに追いかけられてるよ」などヒントを出せました。子ども達がなにをどう理解しているのかなど、ヒントの出し方から私たちも知ることが出来ました。
活動時間が少しオーバーしてしまいましたが、みんな集中して取り組むことができました。次回も工夫を凝らして、子ども達の興味を見つけていきたいと思います。
次回のブログもご覧ください。