都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「療育風景」

こんにちは!都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。

本日の活動をお届けいたします。
本日の活動は、「背中に書かれた文字は・・・?」を行いました。

背中に、指で文字や記号を書いてもらい、それがないかを当てるというものです。とてもシンプルな内容ですが、普段背中に意識を向けることがあまりない子ども達に、今日は、背中に意識を集中させ感覚を刺激し、何が書かれているのかを想像する力にアプローチしました。

子ども達に、職員がまず見本を見せました。ゆっくりと丁寧に背中に書いていく様子と、早く雑に書く様子を見せ、何が「どう違うのか」を確認しました。「い」や「り」などは似ている為、どう書く必要があるかなども伝えると、子ども達は、ゆっくりとしっかりと書くことで伝わりやすい、分かりやすいということが理解できていました。

ペアになって、まずはくじで引いたものをお友達の背中に書き合いました。服に指が引っかかるなど、なかなかうまく書けないなどもあったようですが、しっかりと背中に感覚を入れるということを意識しているような指の運びがそれぞれに見られました。

子ども達は、オリジナルの書き順などもあります。なので、本当に集中して「想像する」ことが必要でした。分かりにくい時は、悩みながらもお互いがコミュニケーションをとって、それも難しい時は職員が間に入り、お友達が何に悩んでいるのか(書き順など)を伝えると、気が付いて「丁寧に」書き直す場面も見られました。

 

背中の感覚が少し過敏な子どももいましたが、その子の興味のある分野をクイズ形式で行うと、やる気を見せてくれました。

自分たちで考えたものを書き出したりと、それぞれが活動の目的をしっかりと意識して取り組むことが出来ました。

今日の活動は、お家でも簡単にできるものです。
触覚を通じて子ども達の感覚へのアプローチ、ぜひ親子のコミュニケーション時間にでも、行ってみてください。

 

次回のブログもぜひご覧ください。