都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「療育風景」

こんにちは!都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。

午前は「風船指名バレー」を、午後は「ミッションをクリアしよう!」を行いました。

風船指名バレーは、なかなかお友達の名前を覚えられない子ども達に、楽しい活動をしながら一緒に過ごすお友達の名前を憶えてもらえたらと、計画したものです。     最初に、お友達の名前を確認しました。すらすら言える子もいれば、口を閉ざしてしまう子もいました。一人の男の子が、みんなの名前を大きな声で発表してくれました。不安そうな顔をしていた子が、それを聞いてすぐに、「教えてくれてありがとう!」とお礼を伝える場面がありました。お互いが顔を見て笑顔になっている様子は、とても微笑ましかったです。

部屋を移動して、いよいよ風船指名バレーを行いました。どうしても言い慣れているお友達の名前に集中してしまう子が多かったので、あまりボールが来ないと不満になる子が でてしまいました。「そんな時はどうしたらいいの?」と問うと、みんなの名前を憶えている子たちが、当たっていない子たちの名前を呼んでボールを回してくれました。自然に協力してくれる子ども達の優しさが見られました。

50㎝のサイズの風船で、大盛り上がりの時間でした。

 

 

午後は「ミッションをクリアしよう!」を行いました。最初にミッションの言葉を覚えてもらいます。ペアで鉛筆の端と端を人差し指で支え合い、平均台のコースを協力して乗り切り、、ゴールした時まで覚えていた言葉を発表してもらいます。

職員が見本を見せ、「どうしたら鉛筆を落とさないでいられるのか?」を考えてもらいました。一人が先に進んでしまう場面をみせ「この場合はどうしたらいいのか?」、支え合う腕の位置の違いをみせ「何を注意したらいいのか?」など、場面を見せてから考えてもらいました。それぞれの言葉で、注意しなければいけないことを答えることができていました。「大事なことは?」という質問には、3年生はしっかりと「お友達と協力して勝手にいかない、よく見る」などしっかりと答えられました。

ミッションもあるので、皆真剣に頑張ってくれました。

指先で鉛筆を支える難しさ、歩を合わせる難しさなど、今日の活動は色々チャレンジしてもらうことが多かったです。人差し指で鉛筆を支え合う為の力加減や、近すぎても遠すぎても鉛筆は落ちてしまうなど、バランスを取る難しさや距離感も少し学べたような場面が見えました。

ミッションは、みんなの頑張りもあり、無事クリアできました!

    

指先の操作性は、生活においてとても大事な力になります。                                                    お家でも両手指を使って鉛筆を持ち上げるなど、お子様とゲームのように競争してみてください!

 

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