都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「お金の学校」

本日は、9月のプチイベント第2弾「お金の学校」でした。

小学校のお子さんたちにとって、「お金」とはまだまだ親御さんや親せきからもらう「おこづかい」や「お年玉」としてのものがほとんどだと思います。

でも、将来大人になると、お金は「働いて稼ぐ」必要があり、「限りがあって大切に使うべきもの」ということを知る必要があります。

今日はそのようなお金の概念、大切さを学んでもらうためのプログラムでした。

 

まず午前中はみんなでお金について学びます。

 

まず、お金にはどんな種類があるのか(硬貨や紙幣など)をみんなで勉強したあと、社会の仕組みとお金の役割についても知りました。色々な仕事をしている人たちがいて社会は回っていて、その中で働いた対価としてお給料が支払われていくことで、お金は社会の中をぐるぐると巡っていることをイラストを通して学びました。

 

そして、その後はお金の有限性を学ぶため、「もしも100万円あったらなにに使う??」というプリント学習に取り組みました。

 

まずは100万円で買えるもの、50万円で買えるもの、というように、世の中の色々な商品やサービスの値段をみんなで確認。

 

 

そのあと、もしも100万円あったら、何に使う?というテーマでそれぞれ子どもたちに使い道を考えてもらい、プリントに記入してもらいました。

「家族でディズニーランドに行きたい!」

「バイクが欲しい!」

「20万円ずつお父さんとお母さんにあげる!」

「超高級マンションに2か月だけ住む!」

 

などなど、みんな思い思いの夢を書き込んでくれました。

なかには、「5万円だけ使って残りの95万円は貯金する!」という超堅実なお子さんもいました。

 

 

午後は、実際に模擬のお仕事に取り組んでもらい、実際にお金を稼ぐ体験をしました。

もちろん、本物のお金ではなく模擬のお金を使用しましたが、その模擬のお金も、今日このあと好きなおやつを購入することに使えるので、みんなとても真剣です。

自由に作る工作と違い、「お仕事」には「依頼主」がいて、その依頼主のオーダー通りに「製品」として、作ることが大切です。

作った製品は、職員による「検品」を受けます。きちんとオーダー通りのクオリティで作れていて初めて、お給料がもらえます。

 

 

例えば、教室を飾るハロウィンの飾りを作ったり・・・

 

先生たちが使うメモ帳を作ってもらったりしました。

 

 

また、製品ではなくお掃除もお仕事としてお願いしました。

 

椅子や机を拭いたり・・・棚をきれいにしたり…!

 

 

そして各お仕事が職員の検品やチェックを受けて、お給料20円を受け取ります。

 

 

40分間たっぷりお仕事をして、それぞれ100円~150円ぐらいをお給料として稼ぐ経験をしました。

 

そして、最後はお待ちかね。

FORTUNA駄菓子マーケットの開店です!

 

さきほどのお仕事で稼いだ自分だけのお給料を握りしめ、好きなお菓子を買います。

 

みんなそれぞれ好きなお菓子を、自分のお給料と相談しながら3~4個買って、いつもよりちょっと豪華なおやつタイムを楽しみました!

労働のご褒美としてのおやつは、いつもより3割増しで美味しく感じたのではないでしょうか??

少しでも、お金の役割や大切さの理解に繋がり、将来お仕事をする立派な職業人になるための第一歩になっていれば幸いです。

 

次回のブログもぜひご覧ください。