都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「午前の療育の様子」

こんにちは!都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです!

先日の台風が大きな事故や災害もなく通過したのもつかの間、また太平洋沖で台風が発生する見込みだそうです。

今のところの進路予想では、まっすぐ日本の本州に向かって進んでくるようです。どうぞ皆様、備えを万全にしてお過ごしくださいね。

 

さて、本日の午前の療育の様子をお伝えします。

本日の午前中は「立ち幅跳び」を行いました。先月も実施したプログラムだったので、参加したお子さんも複数名いらっしゃいました。

やり方はいたってシンプル!線の上に立ち、両足を揃えたままで前方向にジャンプし、その飛距離を測る、というものです。

 

立ち幅跳びの世界記録はなんと374cm!! 職員Sは小学校6年生の頃、”立ち”ではなく”走り”幅跳びで、だいたいそのぐらいの記録でクラス1位だったことを覚えています。小学生が全力で走ってきてやっと跳べる距離を、助走無しで跳んでしまうのだからすごいですね。ちなみに世界記録保持者は陸上競技の選手ではなくアメリカンフットボールの選手だそうです。

そして日本記録は360cm!!これは2004年アテネオリンピックでハンマー投げで金メダルを取った室伏広治選手の記録です。

それも、公式な試合などではなく取材が入った練習中に「ちょっと試しに」程度で跳んでみた記録だそうです…。世界レベルの選手たちというのは本当に別次元なのですね。

 

今日は、教室に記録の目安となる表示を50センチごとに貼って行いましたが、せっかくなので世界記録と日本記録の場所にも表示を貼り、子どもたちにもその世界レベルのすごさを実感してもらうことを大切にしました。

まずは、立ち幅跳びのポイント、(1)一度手を前に振って、(2)手を後ろに引いて膝を曲げてパワーを溜め、(3)一気に手を前に振り出して、その反動も利用してジャンプ、という(1)~(3)を確認しました。

そして、これこそが今日の大事な狙いです。運動の理論の中で「モータープランニング(運動企図)」と呼ばれる大切な力があります。

これは、一連の動作について頭の中で計画を立てることです。「こう動いて、こう動いて、最後にこう」というように計画を立て、その通りスムーズに身体を動かすことで、人はやろうとした一連の動作をミスなく完了できます。ところがこれが苦手だと、色々な運動が苦手になったり、日常のちょっとした動作がぎこちなくなったりします。このモータープランニングの力を養うひとつの方法として「ナンバリング」というものがあります。

全ての動作に数字を振る(ナンバリング)ことによって、必要な動作を忘れずに、順序立てて行えるようにする、という方法です。

 

今回の立ち幅跳びには、そのナンバリングをしながら行いました!

 

まずは、(1)手を前に出して・・・・

 

(2)いったん後ろに下げて、膝を曲げて・・・・

 

(3)で、ジャンプ!!!

 

 

みんなの華麗なジャンプをご覧ください!!

みんな、自分の記録に何度も挑戦し、良い汗をかいていました!!

 

 

次回のブログもぜひご覧ください。