こんにちは!都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。
本日は、暖かい気温となり秋晴れとなりましたね。
皆さんは「秋」といえば何を思い浮かべますか。
私(A職員)は、真っ赤なモミジを思い、散歩やお出かけ先で見つけられる秋の草花が咲く季節が待ち遠しく思います。
皆さんも季節の変わり目で体調管理に気を付けていきましょうね。
さて本日の活動は「オノマトペゲーム」を行いました。
オノマトペは擬態語と擬音語、擬声語の総称です。
擬態語は物事の状態、擬音語は様々な音、そして擬声語は人や動物の声を表現する言葉を指します。つまりオノマトペは様々な状態や動き、音を表現した言葉。
オノマトペの例として、以下のようなものがあります。
擬態語の例:物が散らかっている状態を表すごちゃごちゃ、深く眠っている様子を表すぐっすり
擬音語の例:皿が割れる音を表すガシャン、電車が走る音を表すがたんごとん
擬声語の例:犬の鳴き声を表すわんわん、猫の鳴き声を表すにゃーにゃー
など生活音や気持ちも含めた音を改めて学んでいくことで、言葉の語彙が増えていきます。
また、オノマトペを習得すると以下の二つが身についていきます。
①身体表現が豊かになる
オノマトペを使うことで、身体表現を引き出すことができます。例えば写真を撮る際に、「笑って!」と声を掛けられるよりは、「ニコッっとして!」と言われた方が自然な笑顔になれますよね。このようにオノマトペを使った呼びかけによって、子供たちは動作がイメージしやすくなるのです。「スっと背筋を伸ばして!」や「クルクル回ってみよう!」など、様々な呼びかけにより良い反応を示してくれるはずです。
②覚えやすく使いやすい
オノマトペは、子どもたちにとって覚えやすく使いやすい言葉。それは、オノマトペが単語だけで使いやすい言葉だからです。文章で説明しようとすると難しくなりがちなことも、オノマトペを使えば一言で子どもたちに伝えることができます。例えば静かにしてほしい時に「しーっ」と呼び掛けたり、楽しみなことがある時に「わくわく」と表現したりすることができます。このように単語だけでも使うことができるオノマトペは、子どもたちに伝わりやすい上に、覚えやすい言葉です。そして、覚えた後に使いやすい言葉でもありますよね。
はじめに活動に入る前に音を楽しんでもらうため「かえるのうた」を歌いました。かえるの歌は最後の「ケロケロケロケロ・クヮクヮクヮ」というフレーズが印象的ですよね。「ケロケロケロケロ」の部分は、「ゲゲゲゲゲゲゲゲ」や「ゲロゲロゲロゲロ」と歌われることもあるそうです。カエルの鳴き声がどんなオノマトペで表せるか、子どもたちと考えてオリジナルの歌詞で楽しく合唱をしました。
次に「オノマトペゲーム」として取り入れて聞いてそれに似合う言葉を探してもらいました。
お題は料理。イラストから沢山の音を見つけていき、付箋を貼っていきます。
使用する食材や調理器具、そして調理器具の使い方で組み合わせによって音が変わるため、料理の工程を表現するオノマトペは多種多様です。
具体的には以下のようなものがあります。
・食材を切る時のトントンやザクザク
・鍋で煮る時のコトコトやグツグツ
・フライパンで焼くときのジューッ
様々な音が鳴り響くキッチンで料理をする楽しさを、オノマトペでイメージしてもらうことができました。
「言葉をつなげる音は沢山あって面白いね!」と子ども達も楽しく似合う言葉を見つけることができました。
次回のブログもぜひご覧ください。