都筑区放課後デイ FORTUNAの療育の様子

いよいよ明日から3月にはいります。

ということは、2022・1/4にOPENしてから2か月。そして子どもたちが通いだして1ヶ月が経ったということです。

ありがたいことに、その間、多くの方に見学や体験をしていただきました。

リタリコさんのページには「利用者の声」という欄があり、本当にありがたいお言葉も多くいただいております。

リタリコさんのページには書ききれないFORTUNAの良さもあります。手前味噌にはなりますが、この1ヶ月の様子を少し書かせていただきます。

まず、教室は大きな部屋が2つあり、1つの部屋は机と椅子を用いて学校での生活を意識した療育を行っています。動き回ってしまう子どもや、着座することがなかなかできない子どもたちも、今では「自由時間がいい!」や、「床に寝転んだりする悪い姿勢」をとることもなく療育中はしっかりと座って、勉強、工作、芸術などの課題に取り組むことができるようになってきています。
おやつの時間も声をそろえて「いただきます」と言ってから食べることができ、食べ終わった後は自分たちでごみを拾ったり、テーブルの上の食べこぼしをゴミ箱を持ってきてきれいにゴミ箱に入れたり、消毒もキッチリとやってくれています。

家では宿題などに取り組めない子どもたちも、FORTUNAでは頑張ってくれて「今日はもう1枚プリントをやる!」と自ら言って前向きに取り組んでくれる子どもも現れ始めました。嬉しい限りです。

色々な困りごとがある子どもたちでも、しっかりとした療育を行えば、正しい方向に導けるということが実証できていると思います。

もう1つの部屋は運動部屋です。ここもそこそこの広さがあり遊び部屋も兼ねているので、最初、子どもたちはルール無用で遊び始めました。しかし、ルールを説明し、約束事を決めるとしっかりと守ることができ、運動療育中は汗だくになるぐらい動き回ってくれています。時には、新しい発想で「こうしたらもっと面白くなると思うよ」とアドバイスまでしてくれます。

通ってくれている子どもたちの中には、運動が苦手な子どもも多くいるはずなのですが、「もう疲れた」「いやだ」という子どもはいなく、「疲れたけれど、もう一回挑戦してみる」と前向きな発言をして、チャレンジが成功すると嬉しそうに「やった。できたよ」と言ってくれていることが嬉しいです。

また、職員室が運動部屋の隣にあるのですが、誰一人勝手に入ってくる子はいません。扉にも書いてありますが、職員から「コンコンとノックしてから失礼しますっていうんだよ」と教えてもらってから、必ずノックをして「失礼します。〇〇貸してください」と言えるようになりました。「はい。〇〇です」と〇〇を渡すと「ありがとうございます」といって静かにドアを閉めることもできています。この子たち全員が小学校の低学年なのが驚きです。

トイレも洗面所も2か所あるのですが、皆、キッチリと順番を守って利用できています。トイレに行った後は自分で石鹸で手を洗い、消毒スプレーの使用もできています。また、勝手に教室から出ることもなく、「先生、トイレに行ってきていいですか」と言うこともできるようになりました。

困りごとの一つにお友だちとの関係性の構築という課題のある子どもも、何も心配することがないくらいすぐに他のお友だちと仲良くなって、一緒に楽しそうに過ごせています。

送迎中の車の中でも、楽しく会話をしていても、先生が「今からお電話するから、少し静かにしてね」というと自分がしゃべりたいのをグッとこらえて黙ってくれます。電話が終わると「もうしゃべっていい?」と聞いてからおしゃべりできるようにもなりました。

全てにおいて、今のところは順調に理想とする療育ができているなと感じています。いろいろな子どもたちが通ってきてくれますが、できる限り「できた」と「笑顔」を増やしてあげたいと思っています。

これから、多くの新しいお友だちも増えてきます。少し前から練習を始めたこの子たちが「こうやるんだよ」と後輩たちに教えてくれるのかな。「教えるとしたらどんな風におしえるのだろうか」を考えると楽しくて仕方がないです。

都筑区放課後等デイ FORTUNA