都筑区の放課後等デイサービス FORTUNA   本日の療育の様子

こんにちは、放課後等デイサービスFORTUNAです。

 

この2年間、先生たちは頑張って毎日の子どもたちの様子をブログにUPしてくれてきました。UP数は間もなく900件に到達するまでになり、1000件も目前です。(2年間ですから、毎日UPしても、365日×2年=730なのでそれ以上ということになります)

しかし、ただUP数が多ければ良いのかと言えば、そうではありません。子どもたちの様子や療育内容がしっかりとわかりやすいものであることは最低限必要だと思います。

先日、保護者の方から「活動の様子を毎日ブログにあげて頂き、子どもに対してどのような療育がなされているのかがよくわかり、非常にありがたく思っています」というお言葉を頂きました。

どんな人でもなんだかんだと文句を言われるより、感謝の言葉である「ありがとう」と言われると、人は嬉しくなると思います。

職員たちも皆同じで、その言葉をきくと今以上に元気が出ます。

リタリコの放課後デイ一覧等で他の放課後デイのブログ数と比較しても、なかなかの数字なので1000件に到達したときは、頑張ってくれている先生たちと盛大に祝おうと思っています。(笑)

 

と言うことで、今日も頑張ってプログラムを行いました。本日の療育は「運動」です。

子どもたちがFORTUNAに来てから1年以上が経過して、最初の頃は静かに座って話を聞くことがなかなか出来なかった子どもたちですが、最近は嬉しいことに全員が静かに座って説明を聞くことができており、今日も離席することなく全員が出来ました。

子どもたちの中には、勝ち負けにこだわるあまり、感情を上手くコントロールできない子、リズム感がリズム感があまりない子、障害物との距離感を上手く計れない子、素早い移動が難しい子、ルールがよく理解出来ない子などがいます。

そのため今日のテーマとして、最初は①敏捷性②リズム感③空間認知④協調性⑤バランス力の5項目ができたら良いなと思いながらゲームの要素も取り入れて活動することにしました。

そのため確認として、皆と最初にジャンケンをしたのですが(リズム感の確認)その時は、私が掛け声をかけて行ったので全員出来ていました。しかし、いざ子どもたちだけでジャンケンをやらせると半分近くがジャン・ケン・ポンの3拍子のリズムが取れません。ジャンケンは、リズムを取るための基本の動作となります。3拍子が取れないとなると色々な運動を取り入れても身体をスムーズに使うことはできません。

 

自分たちでリズムが取れない子どもが予想以上に多かったのと、子どもによっては指導項目がちょっと多いと感じる場面も見られたので、やむなく計画を変更しました。

なので、今回はポン、ポン、ポン=ジャン、ケン、ポンの3拍子のリズムを全身を使って覚えることにフォーカスしました。その結果、全身から最後は手だけでリズムが取れるようにはなりました。

ご家庭でも、お子さま相手にポン・ポン・ポン=ジャン・ケン・ポン(手拍子を入れてもらっても構いません)の練習をやって頂けると子どもたちの運動能力も上がってくると思います。

またジャンケンなどは、昔は学校での友だちとの生活や家庭における遊びから学んでいくものだったと思うのですが、ゲームなどの影響なのかどうかわかりませんが、”石はハサミに勝ち、ハサミは紙に勝ち、紙は石に勝つ”というルールをよく理解出来ていない子どももおりました。

まだまだ道半ばですが、本日は、ジャンケンのルールを全員が覚えて3拍子を取れるまでにはなりました。しかし、子どもたちはすぐに忘れてしまうでしょう。あとはそのルールとリズム感を身体に定着させるために、ご家庭でも根気よく積み重ねて頂くことが必要です。

今回も子どもたちはしっかりとルールを守り、楽しそうに活動に参加することができました。

ご家庭でお子さまと一緒に毎日ジャンケンをしてもらうことで、子どもたちがルールを覚え、少しでも”出来ること”が増えたら、楽しいことも増えていくと思います。

 

ご理解、ご協力を宜しくお願いします。

 

放課後等デイサービス FORTUNA