こんにちは!
都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。
今回は、自分の気持ちを言葉で伝えることが苦手な子どもへの関わり方についてご紹介します。
「嫌だったのに、嫌だと言えなかった」「本当はやりたかったけれど、うまく伝えられなかった」
子どもたちと関わる中で、このような場面に出会うことはありませんか?
自分の気持ちを言葉で伝えることは、友達とのコミュニケーションや集団生活を送るうえで大切な力です。しかし、子どもによっては、自分の気持ちを理解したり、それを適切な言葉に置き換えたりすることが難しい場合があります。
「なぜ気持ちを言葉にすることが難しいのか」
自分の気持ちを伝えるためには、まず「今、自分がどんな気持ちなのか」を理解する必要があります。
例えば、友達におもちゃを取られたとき、悲しいのか、悔しいのか、怒っているのか、自分でも分からないことがあります。
また、気持ちは理解できていても、適切な言葉が思い浮かばなかったり、相手に伝えることへの不安から黙ってしまう子もいます。
そのため、言葉で伝えられないからといって、気持ちがないわけではありません。
大切なのは、言葉にならない気持ちにも目を向けることです。
「子どもの気持ちを言葉にしてみる」
子どもが自分の気持ちをうまく伝えられないときには、大人が気持ちを言葉にする手助けをすることが重要です。
例えば、遊んでいたおもちゃを取られて泣いている子に対して、「まだ遊びたかったのかな?」「取られて悲しかった?」などと声をかけます。
このような関わりを繰り返すことで、子どもは自分の感情と、それを表す言葉を少しずつ結びつけられるようになります。
しかし、大人が気持ちを決めつけず、子どもの反応を確認することも大切です。
「気持ちを伝える方法を増やす」
自分の気持ちを伝える方法は、言葉だけではありません。
笑顔や泣き顔などが描かれた「感情カード」を使い、今の気持ちに近い表情を選んでもらう方法や、「楽しかった?」「嫌だった?」など、選択肢を提示することで、自分の気持ちを表現しやすくなる場合もあります。
言葉で伝えることが難しい子には、指差しやジェスチャー、絵などを活用し、安心して意思表示ができる環境を整えることが大切です。
「伝えられた!」という経験を大切にする
子どもが自分の気持ちを伝えられたときには、その行動をしっかりと褒めていきます。
「嫌だって教えてくれてありがとう」「自分の気持ちを伝えられたね」などと声をかけることで、自分の気持ちを伝えて相手に理解してもらえたという経験は、「次も伝えてみよう」という意欲につながります。
また、気持ちが高ぶっているときには、無理に言葉で説明させず、落ち着いてからゆっくり話を聞くことも重要です。
自分の気持ちを言葉で伝える力は、日々のコミュニケーションやさまざまな経験を通して、少しずつ育まれていくと思います。
大切なのは、すぐに言葉で伝えることを求めるのではなく、子どもが安心して自分の気持ちを表現できる環境をつくることです。
一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、「伝わった!」「分かってもらえた!」という成功体験を積み重ね、自分の思いを表現する力を育んでいきたいと思います。
次回のブログも是非ご覧ください。