おはようございます。。都筑区放課後デイサービス FORTUNAです。
今回もこどもの「行動」に着目して考えていきましょう。
子どもを理解するためのステップ 1⃣ として「問題を行動ごとにリスト化することが大切です」と前回述べました。
どこから関わるのか。特に関われそうな問題行動、あるいは早めに結果が出そうな問題行動からアプローチしていくことが良いことも述べました。
子どもを理解するためのステップ 2⃣ として問題行動ごとに
・誰が困っているのか?(子どもなのか、保護者なのか、先生なのか)
・問題に関わりやすいのは誰なのか?(本人なのか、保護者なのか、先生なのか、それとも周りからのアプローチなのか)
・問題が起こった原因はなにか?(過去から原因がわかる場合、わからない場合がある)
・問題が続いている原因は何か?これが認知行動療法における特徴で、「問題行動を起こすことで得ている良いこと」は何か
を予測したり、整理することが非常に大切です。
・疾患の可能性はあるか?
・目的(特に当面の)目標は何か?(1週間から1ヶ月ぐらいのスパン)
・問題を解決するために、後回ししても良いことは何か?(必ずしも全部を問題として捉えず、あえて後回しにして目の前
の問題を解決していく。
このように問題を1つ1つ整理していくことで、子どもの状態の理解を進めることができるようになるのです。
都筑区放課後デイサービス FORTUNA 心理担当
都筑区放課後デイ FORTUNA 子どもの「行動」に着目③