都筑区放課後デイサービス FORTUNA 感覚 シーズン2

都筑区放課後デイサービス FORTUNAです。先日の大雪から、ここ最近は割と過ごしやすい日が続いているように思います。

さて、感覚についての第2部 1回目です。

乳幼児期などの幼いときに全身の感覚器官から脳に情報を入手することは非常に重要です。感覚の情報をもとにヒトは学習し、生きていくために必要なスキルを獲得していきます。

感覚情報とは1部でお話しした触覚、固有感覚、嗅覚、聴覚などの情報のことです。そしてこのヒトの生活の大元になる脳の成長に必要不可欠なのが、「栄養」とこの「感覚情報」ということです。

ヒトは色々な体験を通して、様々な感覚情報を脳という箱に入れていきます。そして、その取り入れた情報を整理しながら、タグ付けをして、生活に活かせるような脳の神経細胞に成長させていくのです。逆に言えば、脳に感覚情報が不足していれば、脳は適切に発達していかないのです。

要するに、ヒトが脳を発達させてさまざまな能力を獲得していくためには、多くの感覚情報に触れ体験することが必要で、特に幼児期に取得することが(感覚遊びなどで)ヒトの発達に不可欠な要素なのです。

感覚情報が重要なことはわかっていただけたと思います。

この感覚というものは個人差が非常にある器官です。感覚を感じ取りやすいヒトを感覚過敏、感覚を感じ取りにくいヒトを感覚鈍麻といいます。感覚に差があることは別段悪いことではありません。個人の感覚の差から趣味、好み、嗜好が生まれ個性が生まれてくるのです。

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