こんにちは!都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。
新しい生活が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
身体も心も1歩大人に近づき、少しづつ生活態度にも変化が見られてくる子どももいると思います。
反抗的な態度を取る場面も見られるでしょう。そんな時、保護者の方の中には、どのような対応をしていけば良いのか、わからなかったり、不安になったりする方もおられるかもしれません。
そうなると、ダメだとわかっていてもどうしても子どもの行動に口出ししてしまうこともあるかもしれません。
その行動が過干渉や過保護になるのかどうか、親としてはちょっと心配になると思います。
過干渉と過保護。
この2つの言葉はよく似ていて、”親から子どもへの働きかけ”ということでは一緒なのですが、基本的に違うものです。
過干渉は、親が心配するあまり、子どもについていちいち、ああしろ、こうしろと指示を出したり、制限をかけたり、親の意見を押しつけたり、ダメだしばかりするなど、子どもたち自身が考える機会を失わせる行動です。
それに慣れてしまった子どもは、自主性を失い自己肯定感を低下させたり、責任転嫁を日常的に行うことなどもあるので、子どもの健全な成長に良くない結果をもたらす可能性があります。
一方、過保護は、子どものいうことを何でも受け入れてしまう行動です。これについてはまた別の機会にお話ししたいと思います。
過干渉は先述したように、子どもの成長に良い影響は与えません。大人からみれば、失敗するだろうと判断できることでも、子どもたちは挑戦したがります。
失敗することがわかっているから、子どもがやろうとしていることに先回りして手を出したくなる保護者の方もおられるかもしれませんが、そこはグッと我慢です。
失敗することは決して悪いことではありません。人間は様々な経験から学んでいくものなのです。
FORTUNAでは子ども自身が、自分で考えて判断し実行することから成功や失敗をたくさん体験することで、自己肯定感やチャレンジ精神が芽生えてきて、自立心も育むことができると考えています。
FORTUNAは、子どもたちが、将来、社会的に自立した生活をおくることが出来るようになることを目標として活動しています。
そのためには自立心を養うことが非常に重要です。「かわいい子には旅をさせよ」昔の人はよく言ったものです。親が何もかもに心配し手出しをするのではなく、危険な行為や周りの人やお友だちに大迷惑をかけない状況なのであれば、側でそっと見守ってあげることも大切だと思います。
迷惑を掛けてしまって、お友だちから嫌われることで学んでいくこともあるのです。その時は、先回りしてあれもダメこれもダメと注意するのでは無く失敗経験をさせた上で、「じゃあ、どうすれば良かったの」「これからどうするの」と自分で考える機会を与えて、距離を保ちながら見守ってあげてほしいと思います。
もし「ちょっと口出しし過ぎかな」と思われたなら、子どもとの距離をもう一度見直してみられては如何でしょう。
放課後等デイサービス FORTUNA