こんにちは! 都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。
大谷選手はやっぱり凄いですね。
アルベルト アインシュタインの言葉の中に
「天才とは努力する凡才のことである」
というのがあります。
天賦の才能を持ちつつ、そこに人一倍の努力と野球を心から楽しむ姿勢が加われば、怪物になるのも当然なのでしょう。
176号も177号も打たれた瞬間の相手ピッチャーの表情や外野手が一歩も動けずにボールを見送っている姿があまりにも印象的でした。
野球は私の専門種目ではないのであまり詳しくないのですが、そんな私でも大谷選手の凄さは伝わってきます。
それに比べてというのは何ですが、U-23 サッカー アジアオリンピック予選は、終始、消極的な試合運びで韓国に惜敗。予選2位通過という非常に残念な結果となりました。日本は消極的なプレーに気持ちの弱さが表れていたように感じました。
逆に韓国代表は、日本に押され気味ではありましたが、数少ないチャンスを”絶対勝つ!”という強い気持ち”でものにしましたね。
次の試合からは、負ければ終わりの一発勝負。日本の次の相手は強敵カタールですが、今回の教訓を活かして”強い気持ち”をもって積極的に闘い、是非ともオリンピック出場を果たして欲しいと思います。
そのことと同様に、FORTUNAに来てくれている子どもたちみんなに言えることですが、私は子どもたちに”強い心、強い気持ち”を持ってもらいたいと思っています。強い気持ちをもつということは大変重要なのです。
FORTUNAの子どもたちには、今は保護者の方の庇護のもと、成功したり失敗したり、笑ったり泣いたりして色々な経験を積んでもらっている最中です。
ただ、いつまでもそうはいきません。いつかはサポートがあろうとなかろうと、ほとんどの子どもは大きくなり社会に出て生活していかなければならないのです。
これから先、苦労することもあるかもしれませんが、その時に必要なのは強い心、強い気持ちなのです。
FORTUNAは子どもたちのその時に備えて”強い心をもつための芽を育む”ことを最優先にしながら、一般常識を身につけ、他者のためになり、相手を思いやる優しい気持ちをもち、沢山の友だちをつくりながら社会性を身につけていってほしいと思って療育に取り組んでいます。
これからの人生において失敗をして挫折を経験することもあるでしょう。しかし強い心をもっていろいろなことに挑戦してもらい、出来ることを少しでも増やしていってもらえたらと思います。
「挫折を経験したことがない者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ」
アルベルト アインシュタイン
<余談>
1994年W杯アメリカ大会決勝は、PK戦に突入。イタリア代表5人目のキッカーであるロベルト バッジョという名選手が決めれば優勝という場面でバッジョが外してしまい、優勝を逃してしまいました。
120分戦い続け、疲労困憊している状態のなか、優勝が決まるPKを蹴らなければならないという極度の緊張状態のなかでは、世界的な名手でも失敗するということです。
普通の人間なら数万人の観衆の中に立つことすら出来ないと思います。(私は若い時、千人ぐらいの前でプレーしたことはありますが、そんな少ない数でも初めての時は緊張のため足の震えが止まりませんでした)
その上、大観衆に見つめられながらW杯優勝を決めるPKを蹴ってゴールを決める(相手GKも決勝まできたチームの守護神です)など、その責任の重大さを考えると私はビビってしまい絶対に蹴ることはできません。
バッジョがPKを外したときの何とも言えない悲しさ、空しさ、絶望、悔しさ、恐怖、驚きなど全てを纏った彼の後ろ姿を今でも覚えています。
その後、優勝を逃した彼がイタリア中のサッカーファンから袋だたきにあったのは想像に難くないのですが、その時、彼は以下の名言を残し真の漢とはどういうものかを知らしめ、世間を黙らせました。
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」
元イタリア代表 ロベルト バッジョ
私たちのような仕事を誰でも出来る簡単な仕事という人もいます。
外から見ていたら簡単そうに見えたり、楽に見えるのかもわかりません。とやかく批判をするのは簡単です。
しかし、結局、現場の苦労は、現場にいる人にしかわからないということですね。
放課後等デイサービス FORTUNA