都筑区放課後等デイサービス FORTUNA  預かり型ではない訳

こんにちは 都筑区の放課後等デイサービス FORTUNAです。

 

最近、保護者の方からのお問い合わせで「ただ預かってもらえればよいのですが」という言葉を聞く機会が増えてきています。お仕事をされているため、もし子どもを預かっていただけない場合、非常に困るからと焦られているのかもわかりません。

 

昨今の状況から考えると、この1年だけみても私たちのような放課後等デイサービスの数は非常に増えてきており、放デイ選びも大変だと思います。

大きく分けると子どもの自由に過ごしてもらう預かり型と子どもたちに療育課題であるプログラム活動をこなす2つのタイプの放課後デイがあると思います。

そのため、見学に来られた時にどちらの放課後等デイサービスを利用すればよいのかがわからないと相談される保護者の方もおられます。

 

未就学児においては、小学校に上がる=集団教育が始まる。静かに座って授業を聞くということになるのですが、困りごとがあるお子さまの場合、この時点でじっと座っていられないなどの特性が見つかりやすくなります。また、この集団生活などにおいて「常識的」な人間関係とはどういうものかを身につけていくのですが、困りごとがある子はそれが苦手です。

 

時間が経過し、2年、3年生と学年が上がっていくとそれなりに落ち着いてくる子どもも多くいますが、中には落ち着けない子どももいます。

 

学校や家庭で集団生活や常識を学んでいただくことを前提として、FORTUNAでは、そこで漏れてしまっていることを補填していく支援を療育という形で行っております。すなわち挨拶すること。感謝の言葉を述べること。謝罪の言葉を述べること。常識的にダメなことに対してはダメとはっきり伝えること。集団生活における自分勝手な行動や他の人に迷惑が掛かる行動を取ってはいけないこと。気持ちや行動を出来るだけ早く切り替えること。友だちと仲良くすることなどは、本来、学校やご家庭で学ぶことだと思っております。

しかし現状なかなかうまく出来ない子どもたちが多いためにFORTUNAでは、自然とできるようになるために預かり型ではなく療育プログラム型を採用し、指導や療育を行うようにしているのです。

 

子どもたちの個性を伸ばすために子どもの自由にさせたいという考え方もあるので、自由に好きなことができるような環境の預かり型も決して悪いものではないでしょう。

 

しかし私たちFORTUNAは、子どもの出来る限りの社会的自立を考えています。

成長していくといつかは絶対に社会にでて、大小はありますが他人との関係を築いていかなければなりませんし、自立を余儀なくされる環境に置かれるかもしれません。そのための準備をFORTUNAでの活動や生活を通してしてもらっているという考えです。

 

どちらが良いとか・悪いとかではなく、保護者の方がお子さまの将来像についてどう考えておられるかで方向は大きく変わると思います。どの放課後等デイサービスも同じだと思いますが、保護者の方のご理解とご協力の上で成り立っています。

 

まずは、気になった教室についてその教室の考え方を理解された上で、見学もしくは体験をされ、実際、どのような運営がなされているかを確認されることや、お子様が体験されたときにその場に自然と馴染めていることも放課後等デイサービス選びにおいては重要な要素だと思います。

 

お子さまのために、保護者様として100%の納得できないかもしれませんが、ある程度は納得できる放課後等デイサービスに、出会っていただきたいと思います。

 

放課後等デイサービス FORTUNA