こんにちは!
都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。
先週の木曜日に続き、LDについてお話をしたいと思います。今回は「算数障害」です。
小学校に入学すると、数字の読み書きや足し算、引き算など、算数の学習が始まります。しかし、子どもたちの中には「数字を覚えることが難しい」「計算に時間がかかる」「数の大小関係が分からない」など、算数に困難さを抱えている子がいます。
そもそも、算数障害とは何か
算数障害とは、学習障害(LD)の一つで、知的発達に大きな遅れがなくても、数字と数量を結びつけたり、計算方法を理解したりすることが難しい状態を指します。
これは単なる勉強不足や努力不足ではなく、数を理解し、処理するための認知機能の特性が関係していると考えられています。
特徴として、
・数字と実際の数量を結びつけることが難しい
・数字の大小関係を理解することが苦手
・繰り上がりや繰り下がりの計算が難しい
・指を使わないと簡単な計算ができない
・計算の手順を覚えることが難しい
・文章問題から必要な情報を読み取ることが難しい
このような例が挙げられます。
(しかし、これらの特徴があるからといって、必ずしも算数障害であるとは限りません。)
算数をするうえで、様々な認知機能が必要です。今回は主に必要な4つの機能をご紹介します。
1.数量認識能力
数字と実際の物の数を結びつけたり、数量の大小を理解したりする力
2.ワーキングメモリ
計算途中の数字や手順を一時的に覚えながら、処理を進める力
3.視空間認知能力
数字の位置関係を捉えたり、筆算の桁を正しく揃えたりする力
4.注意機能
必要な数字や計算記号に注意を向け、間違いがないか確認する力
これらの能力は算数の学習に関係していますが、苦手な部分は子どもによって異なります。
算数に困難さがある子どもへの支援としては、様々な方法があります。
例えば、数の概念を理解することが難しい場合は、おはじきやブロックなどを使い、実際に物を数えたり、増減させたりすることで、数字と数量の関係を視覚的に理解しやすくします。
また、計算の手順を覚えることが苦手な場合は、手順をイラストや表にまとめ、一つずつ確認しながら取り組む方法があります。
問題数が多いと集中しにくい場合には、周囲の問題を隠して一問ずつ提示することで、必要な情報に注意を向けやすくなります。
先週お話した書字表出障害と同じように、算数障害も子どもたち一人ひとりに合わせた支援が必要です。
子どもがどこでつまずいているかを見極め、支援することで自信を持って学習に取り組んで頂きたいです。
次回のブログも是非ご覧ください。