こんにちは。
都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。
本日の療育風景をお届けします。
本日のプログラムは「お料理カードゲーム！」です。
分解された単語カードをくっつけて、お料理の名前を完成させるゲームです。
子ども達に馴染みの深いお料理の名前を文字の途中で分け(グラタン→「グラ」と「タン」など)、お友達と一緒に探してお料理名を完成させます。
今回は、文字と絵のマッチングももちろんですが、文字をしっかりと読むこと、なによりもお友達と協力して行う「協調性」を目的に行いました。
「からあげ」「ぎょうざ」など、イラストをみてすぐに答えられるけれど、数ある文字の中からそれぞれ正解を探し出すのが難しそうでした。
「どうやったら協力して見つけられるか、考えてみよう！」と声掛けをすると・・・
「”から”をみつけたよ！」「じゃあ、”あげ”を探そう！」というように、自分が見つけたものを口にして伝えることで、お友達が見つけるものを絞ることが出来る、という「協力する」形を作ることが出来ていました。自分が先の言葉を見つけたから、お友達が次見つけるのを待とうとしている子どももいました。
また、イラストを先に並べてから、文字を探してそれぞれに置いていくということをしているグループもいました。
中には、どうしても相手と競いたいという気持ちを出す子もいましたが、協力するということがどういうことか、考えてもらう声掛けを行いました。
すぐに受け入れる、ということが難しくても、どうしてそういう状況になったのかを説明すると、受け入れる姿勢をとり、切り替えることが出来ました。
盛り上がって、声も大きくなってしまう時もありましたが、みんな協力しながら取り組むことが出来ました。
絵と文字のマッチング、口で答えることができても、文字で探すことに時間がかかったり、前後を間違えてしまったりと子ども達の課題も見えました。
宿題の時間などで、今日見つけた子ども達の課題にも取り組んでいきたいと思います。
次回のブログもご覧ください。