都筑区の放課後等デイサービス FORTUNA  子どもロコモ

こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。

 

子どもたちの運動能力の低下が問題視されて、久しくなります。

 

そのことが話題になる度に、マスメディアも一時的に取り上げてはくれるのですが、その後が続かないなあ。というのが私の印象です。

 

大きな社会問題となっている子どもの運動能力の低下についてFORTUNAは真摯に受け止め、専門的に様々なトレーニング(TR)に関わってきた先生に運動理論から実践指導を受けてきました。

 

今では小学生における生活環境の大きな変化から運動能力(体力や筋力を含む)平均のレベルが下がってしまい、様々なTRも強度変化をさせなくてはならなくなりました。

 

子どもたちに対するトレーニング方法としてコーディネーショントレーニングと呼ばれているものがあります。このトレーニング方法は強度を変えることで運動が苦手な子どもからアスリート志望の子どもまで通用するTRでしたが、時代は変化し、運動がもっと苦手な子どもたちにはそれよりは単純かつ簡単な子どもロコモ体操というものが主流となりつつあるようです。

 

では【子どもロコモ体操】とは何なのでしょうか?

 

人間は歳を取っておいてくるとそれに伴い骨や関節などの運動器の働きが衰え、立つ、歩くといった日常動作がやりにくくなります。それがますます酷くなってくると転倒するなど実害が出てしまいます。この状態をロコモティブ・シンドローム(運動器症候群、略称ロコモ)と呼ぶのです。以前は前述したように、加齢による身体の衰えが運動器の低下による疾患と捉えられていました。

 

しかし、室内におけるスマホやゲーム機の普及、コロナ禍での外出規制による外遊びの自粛など子どもを取り巻く環境は大きく変化し生活習慣も変わってきました。そのため子どもたちの運動器にも変化が見られはじめ、運動器の働きの低下により起きている同様の状態を【子どものロコモティブシンドローム(通称、子どもロコモ)と呼んでいます。様々な書籍でも取り上げられていますが、子どもロコモに顕著なのは関節の硬さと、体のバランスを保つ機能の低下の二つです。この機能は姿勢保持や転倒防止、転倒時の身体の使い方など日常生活において非常に重要な身体の機能です。

 

実際、こどもロコモ体操における動きは簡単で、出来る子と出来ない子の差は出てくるかもしれませんが、動き1つ1つにメリハリをつけることで強度は変わってきます。(私のトレーナー時代の話ですが、ラジオ体操も、ダラダラとやっているとあまり意味が無いように思われますが、動かす部位を意識しながら真剣にやるとかなりしんどいく、次の日に筋肉痛になった大人の方もおられました(笑))

 

このような子どもたちの健康に取って良くない状態を少しでも改善していくために、FORTUNAでは今後、【コーディネーションTRと子どもロコモ体操】を6月のプログラムから順次取り入れていくことに致しました。

 

どういったプログラムになるかはわかりませんが、先生方が今頑張ってプログラムを作成しています。

子どもたちが楽しみながら健康になるようなプログラム作りを目指していきます。ぜひ、皆さんご参加下さい。

 

都筑区の放課後等デイサービス FORTUNA