都筑区放課後等デイサービス FORTUNA 姿勢保持秘密兵器!?

こんにちは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNAです。

先日の講習で久々に刺激を受けました。

FORTUNAでは微細運動・粗大運動に不器用さを抱えてしまうしまう症状がでる、発達性協調運動障害(DCD)の子どもたちの療育のためにいろいろな工夫をして取り組んでいます。そのための道具も多数取りそろえてあります。が、子どもたちによって困り事がいろいろ変わってくるので、正直、その子に最適な道具選びには大変苦労します。トランポリンなどもその1つです。トランポリンは前庭感覚へのアプローチの中で最も有名な道具の1つです。

しかし、上述したようにDCDではいろいろな困り感があり、トランポリンだけではアプローチが難しい場合もあります。私のこだわりから、他の困り事に対応するために今日は秘密兵器!?を作成中です。(バランスボードではありません(笑))


DCDの子どもは体軸を作ることが苦手です。普通は姿勢を重力に対してまっすぐ保とうとします。それは、姿勢を保つ前庭脊髄反射がおこり、色々な動きの中で身体の中心を意識させることが重要です。前後が揺れた場合も同じです。前後のバランスを保つための筋緊張が作動(何度も繰り返す)し、筋緊張の力を獲得し、姿勢が前後にふらつくことが減ってきます。

姿勢の保持には2つの力が必要になってきます。猫背になってしまうのも重力との関係からです。
うつ伏せから身体を反る運動=抗重力進展運動
打つ向けからお腹に向かって身体を丸める運動=抗重力屈曲運動があります。

通常、前庭感覚で揺れの刺激を受けると、脳からの命令でこの2方向の力が適切に発動され、まっすぐな姿勢を保持することが出来るのです。それの練習道具が秘密兵器1なのです。

プログラムの関係上、詳しいことは言えませんが、是非、この秘密兵器を楽しみにしていて下さい。私の頭の中には秘密兵器2も用意されています。

都筑区放課後等デイサービス FORTUNA 運動担当