こんにちは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNA です。
火山灰の影響が酷すぎて、未だトンガの国の被災状況がよくわからないようですが、ようやく世界中動き出しました。津波の高さも15mを超えたとも言われています。想像するだけで恐いです。できる限り早く救助活動や支援が開始されることを願っています。
それでは前回の続きです。
「感覚は使えば使うほど発達する」という話をしました。しかし、適切に感覚を使えない感覚過敏や感覚鈍麻の子どもたちをどのようにして支援していけば良いのでしょうか。
それにはその子の特性や状況に合わせて支援の方法を変える必要があります。
すなわち、感覚過敏であれば刺激の入力を減らし、感覚鈍麻(低反応)であればより強い刺激を入力するという、刺激量の調節が必要なのです。
はじめのほうでヒトには原始感覚と識別感覚があるということはお話ししたと思います。繰り返しになるかもしれませんが、原始感覚は身体の維持、操作を安定させるための情報を感じ取り、識別感覚は周囲の状況を判別、判断する(5感)のことをいいます。この両方が過敏であったり、低反応であったりするわけです。
感覚過敏の子どもは原始感覚が優位に働いていると言われ、自己防御反応が強く出ていると言われています。防御=不安=危険を感じている ➡ 対応しなくては・・・ ➡ 感覚が研ぎ澄まされる。ということです。
防御反応が強くでている場合には、識別感覚を優位にしてあげれば良いのです。識別感覚が活発になれば、原始感覚が抑えられて感覚過敏が弱まるという考え方です。(音楽を聞かせる=聴覚、好きなにおいを嗅がせる=嗅覚など)
難しい話ばかりで、説明が上手くできていないと思われたなら申し訳ございません。もっと文章力を磨いていきます。
都筑区放課後等デイサービス FORTUNA
都筑区放課後等デイサービス FORTUNA 感覚S2⑤