都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「療育風景」

こんにちは!都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。

本日の活動の様子をお届けします。

今日の活動は「足指をつかった新聞紙引き寄せ」を行いました。

現代の子ども達の足の機能や指先の力は、以前に比べ低下しているように思います。遊び方の変化も大きな影響を与えているのだと考えられますが、足の機能を育てることは子ども達にとっていま必要な課題だと考えられます。

まっすぐに歩いたり走れなかったり躓きやすかったりする、すぐに転んでしまったり、身体を支えられないなど、足指がうまく使えないことが足裏の筋肉の発達に影響を与えています。

今日の活動では、そんな子ども達に足指をたくさん使ってもらおうと思います。

まずは、ペットボトルのキャップを足指でつかみ取ることを行いました。キャップをばらまき、時間制限を設けて、どれだけつかめるかをみました。キャップの面を下にし、指を使ってふちを挟む子、親指と人差し指とでよせて足裏でつかみとる子、それぞれが出来る方法で参加しました。
つかみにくい子も、どうやったらつかめるのかを考えていました。

キャップを集めるケースまで「把持する」というのは、難しい子どもが多くいました。

いよいよ本番です。新聞紙を足指で引き寄せる、という動きを説明しました。キャップを集めた時の足指の使い方などを思い出してもらい、確認後に実践しました。上手く新聞紙を引き寄せることが出来る子もいました。新聞紙を足指でつかめるけれど、引き寄せる動きが難しい、足指を握ってしまう形にすると動かせなくなってしまうなど、子ども達のいろいろな不器用さを確認しました。と、同時にどうやったらできるのかを先生に尋ねる、コツを教えてもらうために質問するなど、自発的な行動も見ることが出来ました。  

足指を鍛えることはとても大事なことです。この活動は、また行いたいと思います。

次回のブログもご覧ください。